なるべく早く~10カ月以内手続き

【大分】大家さん2世の相続準備!40代娘「遺言書で相続争いになる③」原案は相続人全員の反応をみる

そもそも相続財産がわからないから、相続対策のしようがない感じ・・・
結局は、被相続人が「相続」について本気で考えないと話がすすまないのです。そして、正しく財産を把握した後は、相続人の間でのトラブルが起こりやすくなります。

相続を考えるときに大切なこととして、死亡日が「相続評価」になるがあげられます

【相続財産を正確に把握し、遺言書を作成する】

  1. 財産目録を作成→自分が持っている資産と負債の把握をする
  2. 遺言書の原案を作成→誰のどの財産を相続させるかを考える
  3. 遺言書を作成

相続争いを起こさせない遺言書の心得

1)遺言書の原案作りを自分ひとりでやっていはいけない

将来の【相続税評価額で計算をする】ことは難しい!

例えば、田んぼであったとしても固定資産税が580万円=相続評価額1900万円の評価という可能性もあります。

時間が経つと財産の価値が変わってしまう可能性があるので、専門家に頼りましょう

「家族間に争いの火種がない」
「財産に不動産がある」
という場合は、民法・不動産同期のプロ「司法書士に依頼」
費用は10~15万円が相場

「相続争いになっても遺留分を一切無視して特定の相続人に財産を渡したい」
という場合は、法律のプロ「弁護士に依頼」
費用は争いの度合いによって変動

2)作成した遺言書原案の読み聞かせ&修正を必ずおこなう

①「財産目録」作成
②「遺言書の原案」専門家と一緒に作成

全員を集めて「遺言書の原案」を発表する
子供たちの反応をみて、遺言書の修正を繰り返す

相続人の全員を集めて「遺言書」の原案は原案であることを伝えて
各家庭内で話し合う時間を与える

トラブル理由
・過去の援助差
・孫への援助などで公平感が損なわれる

子供からの要望がなくなり、同意が得られたら「遺言書」を正式に作成しましょう

まとめ

遺言書は、自分だけが納得して考えたとしても、そのまま相続人に受け入れられるわけではありません。

相続人が各家庭をもち、それぞれの家庭の事情がある以上、思惑がある可能性もあります。

早目に「遺言書の原案」をつくり、何度も修正を繰り返すことをおすすめします

参考資料:秋山税理士事務所YouTube