なるべく早く~10カ月以内手続き

【大分】大家さん2世の相続準備!40代娘「相続した土地・建物を売却」するときの注意点はあるの?

売却したいと思っているけど、、納税金が必要だし、次の税金がかかるのも不安・・・
残された家族が納税に困らないように相続資金を作ることが必要になります。

まず、土地は【土地評価額】を把握しておきましょう

例えば)
・相続税評価額(路線価を使って計算)1600万円
・一般市場における売却価格2000万円
・売却査定価格の見積書は1300万円を提示されている
・理由1)整地が必要である
・理由2)接する道路1.5mなので活用できない部分がある

不動産屋の価格が正しいかどうか
耕す予定のない土地だから、もう売ってしまおうと考えては
不動産屋の「カモ」として買いたたかれてしまいます

相続した不動産の売却をしたい

実家の土地や農地を持て余してしまう→維持管理+税金がかかる

収益物件として活用できれば一番良い方法になります。

1)急ぎ客はカモにされる

「早く売りたい」という感情を刺激して、安く買いたたきに来ます

2)買取と仲介

不動産屋が買い取ってから、販売する方法

不動産屋が「売り手」と「買い手」の中間に入って手数料をとる方法

お互いの気持ちを煽って、短期間で差額で収益を上げやすい

仲介手数料は、【売却価格の3%】+6万円

3)両手取引と片手取引

「両手取引」:不動産屋が「売主」と「買主」の両方から仲介手数料をとる

「片手取引」:不動産屋が「売主」または「買主」から仲介手数料をとる

「両手取引」は不動産を安い価格でも売りたい状態

「片手取引」は不動産屋も高い価格で売りたい状態

【レインズ】⇒独占を防止するための共有できる不動産サイト

レインズから連絡を受けた不動産屋は、そのまま正直な情報を持ってくるわけではない。

不動産屋は「自分の利益」を増やすための行動をとってきます。

不動産の査定先は複数にする

1)適正な売却相場を知る

各不動産価格で「売却価格の査定」をする

各見積もりを持って交渉することで、取引先をこちらが選ぶことができます

適正な価格の相場を理解して、話を進めましょう

2)不動産一括査定サイトのメリットと注意点

一括査定サイト→イエウール、住まいvalue、HOME4Uなど

予備知識なく申し込むと営業電話で、苦しむことになる

小規模宅地等の特例を使った不動産は10カ月以上経過後売却

1)小規模宅地等の特例の概要

故人が実際に住んでいた土地の330㎡を一定条件で80%offで相続できる

利用できる条件
1)配偶者
2)一緒に住んでいた同居親族
3)別居で3年以上持ち家に住んでいない親族(賃貸・社宅など)

なぜ一定期間売却してはいけないのか?⇩⇩特例を使っているから

2)小規模宅地等の特例の居住継続要件(保有継続要件)

小規模特例を使った場合は、10カ月は売却してはいけないという条件がある

もし、10カ月以内に売却したら、特例を満たしていないので80%OFFではなくなり、過小申告加算税+延滞税も追加されてしまいます。

相続人の場合は、故人の家に住む必要はないですが、保有を継続し続ける必要がある。

また、配偶者の場合は、80%offで相続した後でも10カ月以内売却もできます。

まとめ

「不動産屋」は親切なのではなく、自分の収益が一番高くなる方法で売却を進めます。

営業トークに乗せられて、安く売却しないためには「相続した場合の対処方法」を相続人が決めておくことが大切です

故人が「相続に困らないように不動産と現金のバランス」を前もって取っておくことをおすすめします

参考資料:秋山税理士事務所YouTube