親が入っていた保険なんて、全然わからない・・・
2021年7月から「生命保険契約照会制度」が始まりました。全42社に問い合わせることで２週間で調べることができます
保険の時効は３年間です。
本人しか知らない保険の可能性もありえます。
だれにも受け取られないこともあります。生命保険の支払い損ですね。
Contents
生命保険契約照会制度の概要と利用できる人の条件
「保険証券がみつからない」(子どもが受取人）という口伝えあり。
入院保険も入っていたみたいだけど「保険証券」がない。
2021年以前は保険会社ごとに契約を確認する必要があったが、2021年7月からは「生命保険契約照会制度」を活用して一括で調べることができます。
申請には、「必要書類」＋「3000円/回」
全員が利用できるわけではない
家族が死亡・行方不明
家族が認知症になった場合
災害にあった場合
制度の手続きを行える人（死亡した場合）
１，照会対象者の法定相続人
２，法定代理人、任意代理人
３，遺言執行人（だれでも指定できる）
制度を利用する際の手続き方法（３ステップ）
オンラインの方法を、書面の方法があります
書面で申し込みを行う方法を紹介します。
①申し込み登録を行う
・照会代表者→親族の代表として手続きとする
・照会者毎に受取人になっている保険を別々にすると手間なため。
②届いた書類に必要事項を記載
・照会代表者用→ 申請書兼同意書
・照会代表者以外→ 委任状兼同意書
・照会代表者に郵送されてくる
③添付書類をそろえる
・戸籍書類（除籍謄本・戸籍謄本など）
・または、法定相続情報一覧図（写し）
・死亡診断書コピー
・マイナンバー（黒塗り）
照会者の氏名や住所や関係が分かればいいので、その他は黒塗りでOK
④生命保険協会に郵送します
コンビニ支払い用紙が送られてくる
２週間くらいで送られてくる(全員の照会結果）
各自で、各保険会社の窓口で受け取る手続きをする
まとめ
生命保険は、受取人が請求をすることで「保険金」を受け取ることができる。
時効は３年間なので、３年以内で必ず調べてみましょう。
